フィラデルフィアの人間能力開発研究所で「あなたの脳障害児になにをしたらよいか」コースが始まってからこれまでの長い年月の間に、120カ国を 越える国々から、さまざまな家族が研究所を訪れ、コースに参加しています。

 日本では日本語で皆様に参加していただくために、毎年1月に神戸で「あなたの脳障害児になにをしたらよいか」コースを開催しています。
 この5日間のコースでは、毎日講義終了後にその日の感想をに参加した皆様に書いていただいたいます。ここでは、その一部をご紹介します。



 第一日目

これから始まる5日間の講義のための基礎となる講義です。

脳障害とはなにか
脳障害の原因
脳の発達のための神経編成
脳にとっての「酸素」の重要性

 第一日目 参加者の声
"脳の神経編成"を学び、病気のレッテルより、実際の子どもの状態が脳の神経編成の図のどの部分に属するか分かりやすいし、自分の子どものこれからの目標点も定まった。(O.T)

股関節や肩を柔らかくするストレッチ、お座りの練習に多くの時間を割いていましたが、それよりも床でうつ伏せ、パターニング、感覚刺激のプログラムを行う必要があるのだと理解しました。(I.K)

まだ言葉を話せない子どもに対して「あ」「い」「う」と言ってごらん、と練習させても意味が無いことが分かった。つまり、脳障害によって起こる症状に対処療法しても、それは脳障害にはまったく関係が無く、よくなることはない。(S.Y)

脳障害と知性は関係ない。脳障害と知性を表現することは大いに関係がある。脳障害は脳の中の問題だと深く理解しました。(K.N)

まだ歩かない、言葉が遅いなどの症状そのものが問題ではなく、脳の発達に問題がある。その脳へ刺激を与えることで、我が子の症状も改善させられるとわかった。(I.M)



 第二日目

「研究所の発達プロファイル」について学び、それをわが子に当てはめて現状を理解します。

誕生から6歳までの発達を段階的に理解する
わが子の発達段階と、抱えている問題を理解する

 第二日目 参加者の声
今日、一番心に残ったグレン・ドーマン先生の言葉は“脳は使うことで成長する”です。頻度、強度、継続度が大切だと思いました。(I.K)

自分で子どもの現在の状態を評価できたことがよかった。“脳は使うことで成長する”“機能が構造を決定する”この2つを忘れずにプログラムを行ってみたいです。(S.K)

障害の原因に迫り、自分で納得した療育プログラムを作るという至極当然のアプローチを聞くことが出来て幸せな気分だ。(Y.Y)

自分の子どもの評価の仕方を学び、子どものプロファイルを作成したことで、障害の診断、脳のどこに問題があるかがわかりました。予想はしていましたが、我が子は重度で少し落ち込みました。が、脳は使うことで成長すると学びましたので、明日から、運動面、知性面、生理面のプログラムの作り方を学び、子どもに会ったプログラムを作りたいです。(K.Y)

ダウン症の子どもにプログラムを行うことで、顔つきまで変わるという事例を励みに効果的なプログラムを継続して実施していきたいと思った。(K.N)



 第三日目

この日からは脳の発達をさらに促していくための具体的なプログラムについて学びます。

自分の子どもの発達を評価する方法を学ぶ
パターニングなども含めた運動のプログラムの実習
実際にプログラムを行っている親子のデモンストレーション
「わが子のためのプログラム」の作成開始

 第三日目 参加者の声
私の息子は腹ばいも高ばいもできるのでパターニングは必要ないと思っていました。しかし、パターニングの重要性を学び、息子に必要なプログラムの一つと確信が持てたので、集中して取り組みたいと思う。(O。K)

パターニングを実際にさせていただいたので、足の曲げる角度、手や足の動き方や早さが分かりました。また、視覚の収束に問題があると物が2つに見えるということを学んだことも大きいことでした。今日、デモンストレーションをしていただいたお子さんたちの姿にとても励まされました。(O.Y)

初期人間開発プログラムは中脳を編成し、視覚の収束をうながし、呼吸を深くし、知性面に働きかけることが出来るので、子どもにそれらを説明し、意欲を持たせることで、より有意義なプログラムにすることが出来ると思います。(I.K)

“脳の成長、発達は動的なもので、常に変化し続けている。重要なのは、発達は遅らせることもできるし、早めることもできる。”とグレン・ドーマン先生が講義で言った言葉が響きました。(K.N)

多くの障害児は視覚の収束に問題がある、という。そして、それが学習障害をも招いていると学んだ。我が子を見直したとき、確かにそうだと思った。運動面は問題ないと思ったが、腹ばいや高ばい、パターニングの目的、効果を学び、必要性を感じた。(Y.T)



 第四日目

より具体的に、家庭で行うプログラムについて学び、わが子に合ったプログラムを作成します。

知性のプログラムの基本となる「読み」のプログラム
プログラムをしている親子による「読み」のデモンストレーション
生理面のプログラムとしての「栄養」
理想的な環境づくり
「わが子のためのプログラム」の完成

 第四日目 参加者の声
今日、デモンストレーションを見たり、実際に単語のカードを作成したことで、取り組み方が分かりました。それから、デモンストレーションでお子さんたちが自分たちの思いや考え、私たち親へのメッセージを伝えてくれたこと、とても感動しました。(K.Y)

「読み」は脳神経の機能であり、脳を成長させる。読むことは生きるために不可欠である。そして、プログラムの成功のカギは子どもが楽しんでやることのできる環境を作ること。(S.S)

今までのように娘に文章を指差して、声を出して読ませることは止めます。知性のカードを量産し、手製の本を作成します。(Y.T)

「読むこと」と「話すこと」は別の機能であり、読むことは生きるために必要不可欠。もう一度、読みのカードを作り直して取り組みたい。実際に手作りの本など見せていただき参考になりました。(K.N)

デモンストレーションしてくれた子どもたちの話しを聞き、私がここ数日、講義に対して混乱していたのは、ハードなプログラムに対しての覚悟が足りなかったからだと気付きました。私の愛する子どもを治療するためプログラムをしようと思いました。(I.K)

水環境、空気環境に気をつけることは非常に重要だと思いました。アレルギーやアトピーを軽く見てはいけないと実感しました。(O.Y)

脳障害児には「栄養」プログラムが大切で、今まで食べてきたものがよくないものばかりだと分かった。食事のメニューやおやつを害のないものにしていこうと思った。(S.K)



 第五日目

コースのまとめや、これから家庭でプログラムのしていくためのアドバイスをお伝えします。

家庭でのプログラムの始め方
専門家ではなく家庭でご両親がプログラムをすることの意義
研究所スタッフによる「わが子のためのプログラム」の内容確認

 第五日目 参加者の声
明日から先生たちの指導を離れ、それぞれの生活に戻っていきますが、私たちの子が必ず今より良くなることが理解できました。なぜなら、脳が驚くべき臓器であることを実感することが出来たからです。ジャネット先生、それぞれの分野の先生方、スタッフの皆様、ありがとうございました。(S.K)

これまでは、研究所の本などを読んでプログラムをやれば良くなると漠然と思っていたが、これからは自信を持って取り組めます。(K.N)

自分の子どものプログラムを作り上げることが出来ました。疑問に思う所をスタッフの方に教えていただいたので、納得して取り組むことができます。(K.Y)

家でプログラムを行うことは子どもを成長させることだけにとどまらず、家族が一体となって、とても大切なものを得られるのだとわかりました。プログラムを行いながら、家の中がいつも明るく、生き生きした場所になると思います。(O.K)

運動には問題が無いと思っていた我が子で、最初はパターニングも必要ないと思っていたが、パターニングが相当広範囲まで効果があることが分かり、家族で取り組みたいと思った。(Y.Y)

重要なことは結果であり、そのためには「やる」と決めたら毎日やる。私たちの子どもの生活が変わるでしょう。そして、私も子どもを信じてプログラムができます。(F.M)



    
       

    
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